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ヤフー将棋

映画「3月のライオン」を見にいきました。

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関西空港について、

そのまま和歌山のモールにいき、映画。

 

 

僕、将棋好きなんですよ。

小学校のとき何回か大会出たりするくらい。

 

クラスで流行ってたんで、

詰将棋の本とか読んで研究したりしてました。

 

 

お正月におじいちゃんとかと将棋すると、

すごい喜んでたな。

 

世代を超えるボードゲームは、

サッカーよりも実用的。

 

 

 

中学生くらいになって、

その頃めっちゃ流行ってた、

ヤフーゲームの将棋で、

オンライン対戦とかしてました。

 

当時はプロ棋士も参加してるって、

噂されてて、異常な盛り上がりでした。

 

 

インターネットが普及し始めた頃ですからね。

 

 

ヤフー将棋にはレートっていうのがあって、

勝ちを重ねるとランクが上がっていく。

強い人に勝つと一気に上がる。

 

あの数字をあげることに一生懸命でした。

あの数字が高くなったって実生活にはなんの変化もないんですけどね。人間の心理って不思議。

 

「人より多く欲しい」

ってDNAに書き込まれてるのかな。

 

 

資産額増やすの楽しいのと同じ。

 

 

あるレート以上になると、

アイコンの色が変わっていくんですよ。

 

灰色

オレンジ

 

みたいに。

 

 

オレンジ色になるために、

頑張ってレートを上げようとするのは、

ブランド物買ったりとりあえず月収100万円目指す心理に似てる。

 

 

中学生の僕は、

素直に頑張ってました。

 

 

で、

ヤフー将棋に参加する中でも、

ルームっていうのが分かれてて、

初心者ルーム、初心者ルーム2、

みたいに。

 

200人で満員になるだけど、

ルーム全体でチャットができる。

で、そのルームごとに「いつもいる奴」がいるんですよ。

 

そのルームの大物とか、

愛されキャラなやつとか。

 

 

で、全体チャットで、

「あいつとあいつを対局させようぜ!」

みたいなノリがあったりするわけです。

 

 

確か上級者ルームにいた、

レートが1番高い「インズ」って人がいたんだけど、噂ではプロ棋士の8段の人らしい。

最後まで真相は分からなかったけど。

 

 

他の人の対局は自由に見に行けるんだけど、

「インズ」の対局のときは50人くらいの観客がいつもいて、その人負けたことなかったと思う。

 

伝説。

 

 

 

マンゲラブっていう有名な人もいて、

名前が卑猥だけど、めっちゃ強いし、

いつもチャット荒らすしで、キャラ強かったなあ。

 

 

ヤフー将棋の時代って、

SNSもなかったし、

いつもインターネットに接続していたわけじゃないから、

画面の向こうの人間は想像するしかなかった。

 

 

人間、情報が少なくて想像に任せられると

勝手に神格化する特徴があるから、

僕の中であのころのメンバーは「伝説」。

 

 

キャラクタービジネスもおなじ。

ピカチュウのプライベートな時間をしらないからこそ、神格化されたピカチュウがみんなの心の中にいる。

 

オフィシャルとプライベートの割合によって、

この2つの見せ方の割合によって、

すげーとか、手の届きそうなのか、変わってくる。

 

 

企業ブランドもそう。

政治家のような個人ブランドを活用するのもそう。

見せ方と露出度コントロールすることで、

一気に価値をあげることができるよね。

 

 

 

3月のライオンに出てくる、

あの羽生さんをモデルにした人(名前もう忘れた)も神格化されて描かれてたけど、

 

・プライベートが見えない

・本人から情報がでない

・他人が異常性を語る

 

という三点セットでしたね。

 

 

2時間の間でブランド作るときの鉄板ですね。

ビジネスに行かせますね。

 

 

 

まあそんな話。

 

 

 

Ps

 

新大阪行ってきます。

週末は東京におります。